きっとこの輝きは消えないでしょう。






今日の昼空は真っ青だ。雲一つない。



こんな日は素敵な出会いがあったりするだろうか。




そんなこと思っても出会ったことないけどね。





相変わらずの賑わいの街に微笑するけど、心は冷たい。



またあの温かさを感じたいと何度思ってきたんだろう。





「おはよう!トパズ!」


「あ、おはよう」


「……だよな、うん、やっぱトパズだ!相変わらずの冷たい挨拶!」




ガハハと笑いながら背中をバシバシ叩く人物、この店の長にはてなを浮かべる。




僕ってそんなに冷たいの?

普通に挨拶してるのに。





「はい、今日分のバルーンだ」


「ありがとう。……ねえ、ギル」





倉庫から大量のバルーンを運ぶ背中に呼びかけると素っ気ない返事が返ってきた。




「僕ってそんなに冷たい?」


「……まあなっ、なに今更そんなこと聞くんだ?」




今度は大きな箱を運びながら重苦しそうな声で返事が返ってきた。







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