きっとこの輝きは消えないでしょう。







「悪ぃ悪ぃ、いや〜アンザには参った」


「……」


「そんな顔すんなよ。意味無いから」


「それ何なんですか?『意味無い』って。ザンもそう言うし……」





まずオレどんな顔してるんだよ。



睨んだだけだぞ?
それだけで『意味無い』って言われてもサッパリ分からないんだけど。





「お前の性別はなんだ?」


「女です」


「そうだ女だ。
それにお前は女の中の女なんだぞ?
幼女じゃない。
……その意味分かるか?」




理解できないから首を横に振った。


すると、ボスは額に手を置いて大きく息を吐いた。




「アンザ、お前自分を鏡で見たことあるか?」


「ありますけど?」


「じゃあ、分かるだろう。お前の美貌を」


「ハ?」




そう言って慌てて口を噤む。



やばっ。ボスに向かって生意気な聞き方をしてしまった。



だんだんと青ざめていく自分が分かる。



それなのに目の前の人は、気にしていない様子で話を続けていた。








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