きっとこの輝きは消えないでしょう。
「お前はな、この中にいても女なんだよ。ここに来てもう10年経った。分かるだろう?自分の成長ぐらい」
「まぁ……成長くらいは分かってますけど」
7歳と今の体ぐらい大きく変化してるって分かるし。
最低一日二回はちゃんと鏡と向き合ってる。
そんなことはどうでもいいんですよ!ボス。
オレが知りたいのはそこじゃないんですっ。
「オレの、どこをみて美貌だなんて言ってるんですか」
美貌の意味くらい知ってるけど、オレはそんな容姿なんてしてないし、一体どこをみているんだろう?
ボスも歳いってるからな〜、ボケてきちゃったのか?
こう見えて40は越えてるんだよね~。
それでもオッサンって感じがしないのがボスなんだ。とてもイケてる。
強いし、頭良いし、何においても完璧な人。
オレにとっては父親的な存在だ。
「まぁ、分からないんだったらいい」
態勢を崩し、少し前屈みになったボスは微笑するとともにテーブルの上に紙切れ一枚を置いた。
パッと見て、汚い字で書かれた紙切れだなと思って視線をボスに戻す。
「俺がお前を呼んだワケはこれなんだ」