冷徹副社長と甘やかし同棲生活

 頭の中ははてなだらけだった。最初に確認したときは、お弁当はいらないと言っていたのに。


「でも、外出が多いし、社長にからかわれるからって前に……」

「車内で食べれば問題ない。社長はどうでもいい」

「どうでもいいって、そんな」

「とにかく! お前は俺の飯のことだけ考えればいいんだ」


 突然強い口調で話されたので、びっくりして肩が跳ねた。
 椿さん自身も驚いたのか、目を丸くしている。

「椿さん、どうかしましたか?」

「いや、別に、何でもない……。悪いが、先にシャワーを浴びてくる」

「わかりました」
 
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