冷徹副社長と甘やかし同棲生活

「ま、待ってください! 本当に心の準備が……」

「させるか。俺は恥ずかしがるお前が見たいんだ」

 ファスナーをおろされ、露わになった背中に何度も唇が落とされる。


「んっ……」

「感じているのか? 可愛いな」


 くるりと体の向きを変えられ、向かい合うような形になる。
 そのままベッドの上に押したおされた。

 ドレスは身体からずり落ちそうで、もうすこしで下着が見えてしまいそうだ。
 慌てて押さえようとすると、椿さんに腕を押さえられた。


「椿さんは……ホントに、意地悪ですね。鬼の副社長ってあだ名がつくのも頷けます」

「ああ、俺はいじわるだよ。鬼と呼ばれるくらいにな。……特に好きな女は、いじめたくなるんだ」
< 319 / 321 >

この作品をシェア

pagetop