絶対に痩せられるダイエット
店の中へ入り
廊下を歩く員子となよ子。


重い荷物を運んだ
なよ子の手は真っ黒に汚れ


筋肉痛で
手はブルブルと震えている。


「止まりなさい!」


員子が突然叫んだ。


だるまさんが転んだを
しているみたいに


びたっと動きを止めるなよ子。


「ここで待っていなさい」


員子の言葉に
黙ってうなずくなよ子。


そして
員子はどこかへ行ってしまった。


廊下の真ん中でポツンと
取り残されたなよ子。


これから何が起こるんだろうか?


どんなひどい目にあわされるんだろうか?


そう思うと心細くなるなよ子。


高鳴る心臓。


静かな廊下が
不気味に感じて


不安がさらに広がっていく。


「なよ子さん…ですか?」


その時突然背後から
聞こえる声。


なよ子はゾンビのような顔で
後ろを振り向いた。
< 226 / 522 >

この作品をシェア

pagetop