絶対に痩せられるダイエット
「おっと!もうこんな時間か!


腹減ったから帰るよ。
じゃあなぁぁぁ」


一郎はののかから逃れようと
すっ飛んで帰って行った。


「もう……一郎君って
草食系なんだから!


さてと……」


ため息を一つついたののかは


東京スカイツリーなみの
上から目線でなよ子を見つめる。


「これでわかったでしょ。


一郎は私のもの。



もう付きまとうのは
やめてよね」


そう言うと髪をなびかせ
お供を引き連れて帰ろうとするののか。


その時どこからか声がした。


「相手にされてないじゃない」


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