欲望の飴と飴売り少女
「なにぃ〜?」

分かってそうなのに知らないふりをしている様に見えた。


「あの、昨日もらった飴をちょうだい。」



「キャハ!昨日信じてなかったのに、ほらね分かったでしょぅ」

女の子は口に手を当て笑う。

「うん。昨日はごめん。」
あたしは謝った。

「いいよ♪ ちょっと待ってね〜」


女の子は持っていたバックから巾着みたいな袋を出した。

「はい。どうぞぉ」

その袋には20〜30個くらいの飴がありあたしは受け取った。


「ありがとう」
あたしはお礼を言った。

女の子は腕を組み何か考える。突然を声を上げた。

「あ〜!」




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