霞村四丁目の郵便屋さん
「ここだよ。入って」
突然目の前に現れた家は、いわゆるログハウス風。
建てられてからの年月を思わせるように、壁にはツタが絡んでいる。
周りの景色に溶け込んでいるその家は、この森の主が住んでいるのではないかと思わせた。
「あ、うん」
俺はさっきからこの返事ばかりだ。
「おじゃまします」
みやびが玄関のドアを開け入っていくのに続くと、中は少し薄暗い。
それに、俺が想像していたような普通の家ではなかった。
入ってすぐに小さなカウンターのようなものがあり、その向こう側には大きなデスクがひとつだけある。
「あっ、ごめん。私の住んでいるところはこの奥なの」
彼女はカウンターの中に入り、俺を手招きする。
「みやび、ここは?」
「ここはお父さんとお母さんの仕事場よ」
「仕事?」
といっても誰もいないじゃないか。
「うん。今は配達に出てるの」
「配達?」
わからないことだらけだけれど、みやびが「こっち」と俺を促すので、首を傾げながらついていった。
突然目の前に現れた家は、いわゆるログハウス風。
建てられてからの年月を思わせるように、壁にはツタが絡んでいる。
周りの景色に溶け込んでいるその家は、この森の主が住んでいるのではないかと思わせた。
「あ、うん」
俺はさっきからこの返事ばかりだ。
「おじゃまします」
みやびが玄関のドアを開け入っていくのに続くと、中は少し薄暗い。
それに、俺が想像していたような普通の家ではなかった。
入ってすぐに小さなカウンターのようなものがあり、その向こう側には大きなデスクがひとつだけある。
「あっ、ごめん。私の住んでいるところはこの奥なの」
彼女はカウンターの中に入り、俺を手招きする。
「みやび、ここは?」
「ここはお父さんとお母さんの仕事場よ」
「仕事?」
といっても誰もいないじゃないか。
「うん。今は配達に出てるの」
「配達?」
わからないことだらけだけれど、みやびが「こっち」と俺を促すので、首を傾げながらついていった。