君が残してくれたもの
あっちゃんはにやにやが止まらないって顔で喫煙所で、煙草を吸ってる。
桜樹は優しく話しかけるように、花を一つ一つ観ていく。
こんなに花に夢中になる人、なかなかいない。
茶色い髪、ピアス、花…
ミスマッチ。
でも、桜樹に触れられる花達は喜んでいるようで、よりきれいにより儚げに一生懸命咲いていようとしているような気がした。
そのしぐさにしばらく、見惚れてしまった。
「学校でも、また話そうね」
桜樹は何色かのバラを買い、私に眠れなくなりそうな呪文を残し帰って行った。
「学校では話さないの?」
にやにやしたままあっちゃんが尋ねる。
「話さないの。見てわかると思うけど、噂の転校生だから。私なんかが話してたら絶対に上履き隠されちゃうからね」
私の言葉に、あっちゃんは大うけ。
「上履き隠すの?陰険だねぇ。こわっ」
冗談じゃないのよ、あっちゃん。
桜樹は優しく話しかけるように、花を一つ一つ観ていく。
こんなに花に夢中になる人、なかなかいない。
茶色い髪、ピアス、花…
ミスマッチ。
でも、桜樹に触れられる花達は喜んでいるようで、よりきれいにより儚げに一生懸命咲いていようとしているような気がした。
そのしぐさにしばらく、見惚れてしまった。
「学校でも、また話そうね」
桜樹は何色かのバラを買い、私に眠れなくなりそうな呪文を残し帰って行った。
「学校では話さないの?」
にやにやしたままあっちゃんが尋ねる。
「話さないの。見てわかると思うけど、噂の転校生だから。私なんかが話してたら絶対に上履き隠されちゃうからね」
私の言葉に、あっちゃんは大うけ。
「上履き隠すの?陰険だねぇ。こわっ」
冗談じゃないのよ、あっちゃん。