イジワル御曹司の執着愛~愛されすぎて逃げられません!~
「ちょっ、眼鏡っ……」
「なに? 俺とやるとき、ちゃんと見てたいのか?」
直倫の唇が、遠子の首筋に押し付けられる。
そして舌が明確な意思を持って、肌の上を滑っていく。
「あっ、」
思わず身をよじり顔をそむける遠子だが、
「トーコ。こっち向け。口、開けろよ」
別に直倫の命令を聞きたかったわけではないのに、名前を呼ばれるとつい直倫を見てしまう。
すると当然、唇を奪われて、舌が口の中に入ってきて、遠子から言葉を奪ってしまう。
(きゃーーーーっ!)
だが少々の抵抗では直倫に丸め込まれて、流されてしまう。
「なっ、直倫っ!」
ほんの一瞬のスキをついて、直倫の胸のあたりをグーッと押し返した。
(ウニよりも言うこと聞かないんだから!)
そういえばウニも大型犬で、テンションがあがるといきなり飛びついてくるなと思いつつ、遠子ははぁはぁと上がる息を整え、直倫を見上げた。
「あのさ……」
「これ、いいベッドだろ?」
遠子を押し倒したままの直倫が、にやりと笑う。