夢の言葉と陽だまりの天使(下)【夢の言葉続編③】
「…じゃあさ、一緒に料理しよっか。
アカリと居られる時間、一分一秒も無駄にしたくねぇ。」
「!…それ、楽しそう。賛成!
……あ、でも。ちょっと待って!」
俺の提案を嬉しそうに賛成したと思いきや、アカリは離れて自分の机の方へ駆けて行く。
首を傾げて見つめていると、カメラを手に彼女は微笑んだ。
「///…その姿のヴァロン、撮らせて…ほしいなぁ?」
遠慮がちにモジモジしながら、俺を上目遣いで見つめるアカリ。
そんな可愛い表情で好きな人におねだりされて、断る男がいるんだろうか?
「……いいよ。
いくらでも、どうぞ?」
応えてやりたいと、思った。
今までも、普段も…。
俺はたくさん彼女に我慢をさせてきたんだ。
俺の目の届くところにいる限り、手の届く場所にいる限りは、この笑顔を必ず守ってやりたい。