僕に、恋してみたら?
……予想外な反応だ。
「もっと話そうよー」
と、サナ。
「う、うん。ありがとう」
「放課後遊んだりしよ?」
これはアキナ。
「放課後は、門限とか遠くに行かせてもらえないのもあって……付き合い悪くなっちゃうかも。あ、でも休みの日に明るいうちなら、行き先を伝えていけば平気かな」
「箱入りか!」
ユカリがツッコミを入れる。
そんなユカリを見て「ナイスツッコミ!」とアキナが笑う。
なんだろう。
これまではお姉ちゃん以外の女の子って、未知で、苦手だった。
付き合い方が、わからなかった。
多分……
【茉帆ちゃんって、小さいよね】
原因は、あれだ。
あの頃から、自分に自信がもてなかった。