キミの瞳に

そんな聖夜君が可笑しくてつい笑ってしまう。






笑う私を見て聖夜君は少しムッとした表情を見せる。






「なに笑ってんだよ…」






ドカッと椅子に座る聖夜君は少し顔が赤い。






「あっ…ごめん。

なんかおかしくて…」





見た目とは違って可愛らしい所もあるんだなと少し微笑ましくなった。






「…はぁ？

変なこと言ってると何もやんねーからな」






多分…






聖夜君はツンデレ？な気がする…。






聖夜君が買ってきてくれた中でサンドウィッチに手を伸ばす。






「これ、いただきます」






私がそう言えば、聖夜君はおにぎりを頬張りながらうんうんと頷いた。