団子屋の中でいなり好きですか?(中)
華山天皇
帝の部屋について座るとすぐに帝が来た。
お辞儀をして(面をあげなさい)と道永が言う。(先程からあなた達の振舞い、見ていました。なかなか面白い。帝の華山だ。)黄菜子は、顔を真っ赤にした。(はじめまして。)(ハッハッハッハッ。それより、そなたの事は、博雅から聞いた。そなたの国の事を教えてほしい。)黄菜子は、帝に黄菜子の時代の話をした。帝や道永、その他にもう一人、女性が耳を澄まし驚いて聞いていた。もう一人の女性が(なかなか興味があります。帝の妻 雪です。よしなに)(はじめまして、よろしくお願いします。)黄菜子が言うと(この時期に何か面白い事をやりたいのだが無いか?)黄菜子に問いかけた。考えたがなかなか出てこない。ふと外を見て青い竹林を見て(あ~~~~)とその声にみんなビックリした。(面白い遊びを思いつきました。七夕の日に。)ニコニコしながら帝に言った (それは、なんだ。。おもしろそうだ。それまで楽しみにしている)。宮廷を後にした。博雅は、宮廷に残り二人だが(大丈夫か?)と晴明は、黄菜子に言った。(大丈夫ですよ。それで・・)
(四式さん達をお貸ししてもいいですか?。)
(わかった。館に着いたら使うがよい。)(ありがとうございます。)黄菜子が言う。後ろからまた、冷たい視線を感じた。晴明も感じた
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