絶対好きにならない






「私は胡桃を見てて好きそうだなって思ってるんだけどね?」





「えぇ、そうなの!?」




「だって、北條くんのことばっかり見てるじゃん!」




「何言ってるの!?見てないよ!!」




「胡桃、顔赤い〜!」




だって・・・なぎちゃんが馬鹿なこと言うから
だよ・・・




私は好きじゃないもん!




それに、唯翔ばかりを見てるわけじゃないからね!




いつも話しかけてくるの唯翔だし・・・




私はそれまでずーっと授業に集中しているつもりなんだけどな?




あ、でも、集中する時間の方が短いかも・・・!?





ほとんど、唯翔の相手をしてあげてるからね!







< 209 / 381 >

この作品をシェア

pagetop