干物ハニーと冷酷ダーリン
アンケート集計を黙々とする事一時間。
あー、目がシバシバする。
座りっぱなしで腰が痛い。
肩もバキバキ。
それでもまだ、ノータッチな段ボールは二箱残っている。
なんで?なんで誰も手伝いに来てくれない。
目を凝らして入り口付近を凝視してもドアが開く事も手伝いに来る人もいない。
むしろ、誰か編集部に残ってるの?って疑問が出るくらい静かな扉1枚挟んだ向こうの部屋。
うそ、あたし忘れられてる?
何にせよ、ちょっと休憩しよう。
凝り固まった身体を伸ばしながら、編集部に戻る。