干物ハニーと冷酷ダーリン
『ありがとな』
「えっ、あっ!いいですよ、これ!返します!」
『いや、いい。』
「これは、あたしの奢りですよ!」
『…なおのこと、いい』
「何でですか!人の行為は素直に受け取ってくもんですよ!」
『なら、受け取っておけ』
パソコンから視線を離す事なく、淡々と言い含める水城さん。
ちくしょう。
これを担保に何かあった時に助けてもらおうと企んでたのに。
缶コーヒー1つだけど…。