マ王の花嫁
・・・あれは、ロドムーン王国へ出発をする前夜のこと。
『おまえに与える猶予は3ヶ月。と言いたいところだが、流石に3ヶ月も経てば、おまえが偽のジョセフィーヌだと、魔王だけでなく、王宮の奴らにバレてしまうだろう。故におまえには、最大1ヶ月の猶予を与える』
『1ヶ月!?あのっ。やはり私には・・』
『おまえが誰にも悟られずに魔王を殺し、ラワーレの王宮へ戻った時点で、フィリップはおまえの元へ返してやろう。それまでフィリップは、我が王宮で預かる』
“預かる”だなんて・・・言い換えれば“人質”ってことじゃない!
『魔王の子を宿しても構わんが、その際は必ず堕胎をさせる。本物のジョセフィーヌ未亡人が妊娠しているというのは、非常に不自然な話だからな。加えて、クレイン王家の子に跡を継がせる気などない』
『ドレンテルト王。どうか・・・お願いですからどうか、考え直して頂けませんか』
私の懇願に、ドレンテルト王は、顔色一つ変えず、聞く耳も持っていなかった。
『おまえに与える猶予は3ヶ月。と言いたいところだが、流石に3ヶ月も経てば、おまえが偽のジョセフィーヌだと、魔王だけでなく、王宮の奴らにバレてしまうだろう。故におまえには、最大1ヶ月の猶予を与える』
『1ヶ月!?あのっ。やはり私には・・』
『おまえが誰にも悟られずに魔王を殺し、ラワーレの王宮へ戻った時点で、フィリップはおまえの元へ返してやろう。それまでフィリップは、我が王宮で預かる』
“預かる”だなんて・・・言い換えれば“人質”ってことじゃない!
『魔王の子を宿しても構わんが、その際は必ず堕胎をさせる。本物のジョセフィーヌ未亡人が妊娠しているというのは、非常に不自然な話だからな。加えて、クレイン王家の子に跡を継がせる気などない』
『ドレンテルト王。どうか・・・お願いですからどうか、考え直して頂けませんか』
私の懇願に、ドレンテルト王は、顔色一つ変えず、聞く耳も持っていなかった。