恋のお勉強はじめました!〜まずはキスから〜
そうだった

あの店員さんも言ってたっけ。

金なら有り余るほど持ってるから慰謝料ガッポリもらえるって。。。

けど・・

「いらない。」

ほのかは背を向けたまま呟いた。

「けど・・」

「いらない。もう、何もいらない。」

あの・・・

「あのぬいぐるみも、スノードームも・・置き時計もネックレスも!全部返すから!」

「へぇ、お前マメだな。女の子にそんなの贈ってたんだ?」

「不知火さんは黙ってて!」

「へーい。」

ほのかは、嵐の前までツカツカと歩み寄って言った。

「男慣れしてなくて、バカみたいに物知らずで・・楽しかったでしょうよ、良いオモチャになれたみたいで良かった!」

言い終えたほのかを、嵐は悲痛な眼差しで見下ろして呟いた。

「ごめん・・」

「別に?謝罪なんか求めてませんし!」
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