恋のお勉強はじめました!〜まずはキスから〜
いやいやいやいや!

逃げるのはまずいでしょ、どう考えてもおかしいでしょ!

やっぱり、何か知ってるんだ!

「待って!」

ほのかは、バックヤードに逃げ込もうとするそのギリギリでエプロンを引っ掴んだ。

お互いにはぁはぁと息を上げている。

「な、なんで・・にげ、逃げるの・・。」

問いかけると、店員は額に汗を垂らしながら振り返って作り笑った。

「え?べ、別にぼくは逃げてなんてー」

「しらばっくれないでよ、知ってるんでしょ、説明してっ!」

苛立って噛み付くみたいに言った。

「ま、まぁまぁ落ち着いて、あのここじゃなんだから場所をー」

「場所なんかどうだっていいの、説明してよっ、どういうことなの?!」
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