媚薬と私
自宅に着いたのは、24時を過ぎていた。
妻は当然、寝ていた。
僕は妻に対して、罪悪感を少し感じていた。
単なる元部下と飲んだだけだと、自分の心に言い聞かせても、妻にはその事を言わなかった現実がある。
何も無いなら、隠さなくてもいいのだが、妻に説明するのも面倒くさかった。
もし、今度由紀子と飲みに行く時は、妻に言おう。
今あるこの家庭を壊したくは無かった。
男は本当にズルい生き物だ・・。
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