最後の恋
その日の夜、グループメッセージにタケからメッセージが入ってきた。


タケとは、生まれた時からずっと家がお隣同士で幼馴染。


次の日も学校があるにも関わらず、みんなとのやり取りが楽しくて気づいた時には、既に日付が変わっていた。


連休中はみんなにうちに泊まってもらうことも決まったし、急に決まった連休の予定に私はワクワクを隠しきれなかった。


うちの両親も昔から知っている子達ばかりだから、彼らが来てくれる事をとても喜んでくれた。


それから、タケたちが来る連休があっという間にやってきたけどあの日以来、一ノ瀬君との関係は微妙にギクシャクしていた。


もしかしたら、それは私が一方的に感じているだけで、一ノ瀬君からしてみたらいつも通りなのかもしれないけど。


普通に話しもしていたし、ただ時々…一ノ瀬君が何かを思い悩んでいるようなそんな表情をしている時があったから私は、彼に何かがあったのだと漠然と感じていた。


だけど、聞いても答えてはくれないだろうし、私たちはそんな関係ではないから…一ノ瀬君が悩んでることがわかってても、何もできずに見守ることしかできなかった。
< 50 / 277 >

この作品をシェア

pagetop