いつでも隣にいるはずなのに。side1
私の反応がおおげさだと思ったかもしれない。



けど、今までしゅうとクラスが離れるなんて無かった。いつも、一緒にいたしゅうが……




なんて、考えてると悲しくて涙がポロリとこぼれてしまった。




「りみ、泣いてんの?このくらいで、泣くなよー」としゅうが頭を撫でてきた。




「だ、だって…グズッ」




「まさか、あんたたちが離れるとは思わなかったねー…」と咲が言う。




「まぁ、まぁクラスは離れても俺達の友情は変わんねーだろ」としゅうが言ってる。




無理してる。私には、分かる…。



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