エリート御曹司とお見合い恋愛!?
「す、すみません」
私は勢いよく立ち上がってなにに対してかは分からないけれど謝罪の言葉を口にする。行ったことがないフィットネスジムに興味があったとはいえ、誘われたときに、やっぱり断るべきだったのだ。
今の格好も相まって馬鹿正直な自分がなんだか居た堪れなくなる。そして、とっさにその場を離れようとすると、倉木さんは素早く私の腕を掴んだ。そのことでさらに私は狼狽える。
「謝らないで。ごめん、今のは失言だった」
真剣な面持ちで謝ってくる倉木さんに、私はますますどうしていいのか分からない。掴まれている箇所が熱を帯びてくる。私はわざとらしく視線を逸らした。
「いえ、そんな。私に向いてないのはよく分かったので、もう最初で最後にしますから」
「えー、なんで。一緒に鍛えようよ」
「いいです! それに倉木さん、今日は自分のメニューを全然こなせてないじゃないですか」
打って変わっておどけた調子の倉木さんに私は早口で返した。今日は私が初めてということもあって、ずっとついていてくれたのだけれど、おかげで倉木さん自身はあまりトレーニングできていないようだった。
手を離して欲しくて、わざとらしくぶんぶんと振ってみるも、倉木さんは私の腕を掴んだままだった。
「今日はいいよ。普段ちゃんと鍛えてるし」
「でも」
倉木さんはおもむろに立ち上がり、私は倉木さんを自然と上目遣いに見つめる形になった。すると次の瞬間、まったく予想しなかった展開が待っていた。
私は勢いよく立ち上がってなにに対してかは分からないけれど謝罪の言葉を口にする。行ったことがないフィットネスジムに興味があったとはいえ、誘われたときに、やっぱり断るべきだったのだ。
今の格好も相まって馬鹿正直な自分がなんだか居た堪れなくなる。そして、とっさにその場を離れようとすると、倉木さんは素早く私の腕を掴んだ。そのことでさらに私は狼狽える。
「謝らないで。ごめん、今のは失言だった」
真剣な面持ちで謝ってくる倉木さんに、私はますますどうしていいのか分からない。掴まれている箇所が熱を帯びてくる。私はわざとらしく視線を逸らした。
「いえ、そんな。私に向いてないのはよく分かったので、もう最初で最後にしますから」
「えー、なんで。一緒に鍛えようよ」
「いいです! それに倉木さん、今日は自分のメニューを全然こなせてないじゃないですか」
打って変わっておどけた調子の倉木さんに私は早口で返した。今日は私が初めてということもあって、ずっとついていてくれたのだけれど、おかげで倉木さん自身はあまりトレーニングできていないようだった。
手を離して欲しくて、わざとらしくぶんぶんと振ってみるも、倉木さんは私の腕を掴んだままだった。
「今日はいいよ。普段ちゃんと鍛えてるし」
「でも」
倉木さんはおもむろに立ち上がり、私は倉木さんを自然と上目遣いに見つめる形になった。すると次の瞬間、まったく予想しなかった展開が待っていた。