エリート御曹司とお見合い恋愛!?
「一応、立派なヘリポートをこうして作ったわけだし、ホテル業も展開しているから、最近はVIP層や取引先の重鎮などのプライベート送迎などを考えて、色々試みているらしい」
「そうだったんですか」
あまりにも自分の生活と離れている話に、ただ頷くしかできない。それにしても倉木さんが会社の内情に詳しくて驚いた。紀元社長と友人ということもあるのかもしれないけれど。
「それで、今日はどうしたんですか?」
と、そこで私はようやく疑問を口に出せた。すると倉木さんは少しだけ困った顔になる。
「ここまで来てそれを訊く? 美緒と一緒にヘリコプターで夜景を楽しもうと思って」
「はいっ!?」
つい、素でとんでもない声をあげてしまった。そんなこと訊くもなにも、なんたってそんな話になるのか。ヘリはビジネスに使われているという話だったではないか。
「そ、そんなことしていいんですか!?」
声を荒げてしまう私に倉木さんも藤野さんも冷静だった。
「一応、名目は試乗ということで。まだ正式化するには時間がかかるけど、さっき話したプランを実行するために、あれこれ試してみないことには進まないでしょ」
「かまいませんよ。社長なんて、何度も試乗と称して、恐ろしく私用で使ったりしてますから」
「藤野さんとふたりになりたいんだよ」
「からかわないでください」
すかさず茶々を入れた倉木さんに藤野さんは顔を赤くして否定した。そこで徐々に私は現実を受け入れ始めた。
「そうだったんですか」
あまりにも自分の生活と離れている話に、ただ頷くしかできない。それにしても倉木さんが会社の内情に詳しくて驚いた。紀元社長と友人ということもあるのかもしれないけれど。
「それで、今日はどうしたんですか?」
と、そこで私はようやく疑問を口に出せた。すると倉木さんは少しだけ困った顔になる。
「ここまで来てそれを訊く? 美緒と一緒にヘリコプターで夜景を楽しもうと思って」
「はいっ!?」
つい、素でとんでもない声をあげてしまった。そんなこと訊くもなにも、なんたってそんな話になるのか。ヘリはビジネスに使われているという話だったではないか。
「そ、そんなことしていいんですか!?」
声を荒げてしまう私に倉木さんも藤野さんも冷静だった。
「一応、名目は試乗ということで。まだ正式化するには時間がかかるけど、さっき話したプランを実行するために、あれこれ試してみないことには進まないでしょ」
「かまいませんよ。社長なんて、何度も試乗と称して、恐ろしく私用で使ったりしてますから」
「藤野さんとふたりになりたいんだよ」
「からかわないでください」
すかさず茶々を入れた倉木さんに藤野さんは顔を赤くして否定した。そこで徐々に私は現実を受け入れ始めた。