おはようからおやすみまで蕩けさせて
「な、な、何で!?」
どうして天宮さんとベッドにいるの!?
ハッとして彼の格好を見た。
白いガウンみたいなものを身に付けている。
恐々と視線を自分に戻すと、昨夜の格好のままだ。
(良かった……)
いや、これを良かったで済ませていいのかどうかも謎だけど。
「あ、あの…私……」
記憶がない…と言うか、お店の外で別れた筈だったよね?
「その調子じゃ覚えてないのか?店の外で動けなくなったことは覚えてる?」
「わ、私が?」
「そうだよ。一歩も歩けなくなって困ったぞ。家に連れて帰るにしても住所よく知らないし、意外にも重いから背負うのも大変で」
「そ、そうだったんですか。す、すみません。……それで、ここは何処?」
そう言いながら部屋の内装を見回す。
ピンク色に染まった壁。
ベッドとテレビ以外は特に何も無いこの感じ。
(まさか…)
ベッドの先にあるガラス張りの部屋を見つけて動揺する。
間違いない。
ここはラブホテルだ…。
「あ…の……」
大丈夫。
天宮さんはガウンだけど、私が着てるのは昨夜の服のままだし。
「心配するな。指一本触れてないから」
ゆっくりと起き上がりながら囁く言葉にホッとする。
息を吐いて前を見たら、肌蹴たガウンの隙間から逞しい肉体が見えた。
どうして天宮さんとベッドにいるの!?
ハッとして彼の格好を見た。
白いガウンみたいなものを身に付けている。
恐々と視線を自分に戻すと、昨夜の格好のままだ。
(良かった……)
いや、これを良かったで済ませていいのかどうかも謎だけど。
「あ、あの…私……」
記憶がない…と言うか、お店の外で別れた筈だったよね?
「その調子じゃ覚えてないのか?店の外で動けなくなったことは覚えてる?」
「わ、私が?」
「そうだよ。一歩も歩けなくなって困ったぞ。家に連れて帰るにしても住所よく知らないし、意外にも重いから背負うのも大変で」
「そ、そうだったんですか。す、すみません。……それで、ここは何処?」
そう言いながら部屋の内装を見回す。
ピンク色に染まった壁。
ベッドとテレビ以外は特に何も無いこの感じ。
(まさか…)
ベッドの先にあるガラス張りの部屋を見つけて動揺する。
間違いない。
ここはラブホテルだ…。
「あ…の……」
大丈夫。
天宮さんはガウンだけど、私が着てるのは昨夜の服のままだし。
「心配するな。指一本触れてないから」
ゆっくりと起き上がりながら囁く言葉にホッとする。
息を吐いて前を見たら、肌蹴たガウンの隙間から逞しい肉体が見えた。