雨の日は君と。~先輩の香り~《続編》




そのあと、ベンチに二人で座る



私にはまだ消化しきれてないことがある


「…李月君」

「ん?」

「何で日代ちゃんと抱き合ってたの?」

「…は?」



いくら従兄弟でも抱き合うことはしない


「あー、あれは…」

気まずそうに目をそらす李月君


怪しい!


「…どうして?」

「その…日代に風和のこと相談してて」


え?私のことを?
でも、だからって…


「風和すぐ逃げるだろ。だから、
 呼び止めてハグすれば逃げれないよ…
 って日代に言われて、その練習…」



え、なにそれ……

可愛すぎる……っ!



私のために練習してたの…?

他の女の子を抱きしめたのは嫌だけど!


なんだか微笑ましい…







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