雨の日は君と。~先輩の香り~《続編》






私が口をパクパク動かしていると
李月君が急にくすくす笑いだした


「こっち見なよ」


意地悪そうに李月君がからかってくる

私きっと真っ赤だ



「み、見れない…っ」

「何で?」


うぅ、わかってるくせに~


「風和、こっち見て?」


急に弱々しく甘く聞いてくるから
李月君の顔を見たくなってしまう

ずるい、ずるいよ

私が李月君の甘い声に
弱いこと知ってるくせに。



「…っ」






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