雨の日は君と。~先輩の香り~《続編》
それより、なんか李月君
冷たい気が…
李月君が早足で歩くから
私は追いつくのが大変。
「李月君…?」
「何」
…やっぱり冷たい!
私何か悪いことしたかなぁ…
しばらくして、屋上に着いた私たち
私が屋上に入った時には
李月君は柵のそばに座っていて。
なんか不機嫌なオーラが漂ってる…!
「早く来て」
近寄れなくて困っていると、
李月君が隣をポンポンと叩いて言う
少しビクビクしながらも、
李月君の隣にそっと座る