雨の日は君と。~先輩の香り~《続編》





「…キスしていい?」


李月君はその言葉と同時に
顔を近づけてきた


「え、ちょっ…お弁当、は?」


昼休みなくなっちゃうよ…っ



「そんなのより風和が欲しい」

私の訴えも虚しく、
李月君はどんどん顔を近づけてくる


「りつく…っ、んんっ」


重なる唇。


さっきまで李月君、冷たかったのに
今はとてつもなく甘い。

私はまた李月君に溺れてく。






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