雨の日は君と。~先輩の香り~《続編》





甘い時間の後は
ちゃんとお弁当を食べ始めた

李月君とは色んな話をしながら。


「風和のたまご焼き美味しそう。」


李月君が私のお弁当を見て呟く

「あ、これね!
 前、堀田にもあげたんだよね~」

もう一年経つんだけど。

堀田とお弁当食べてて
たまご焼きをあげた日。

柊木先輩におでこにキスされた日。

李月君に屋上に連れてこられた日。


今、思い出すと楽しいな~






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