【完】もう一度、キミのとなりで。

あの日、自信が無くて、周りに怯えて、その手を離してしまったのは私。


本当は好きなのに、「別れてほしい」と言って、彼を傷つけたのは私。


あの時の碧空くんの悲しそうな顔は、今でも覚えている。


だけど彼は今再び、こんな私に笑いかけてくれてる。


私はずっとそのことが心残りだったけれど、彼の中ではもう、私との過去は完全に消化できているのかもしれない。


そうなのだとしたら、これからはもう罪悪感なんて持たずに、普通に友達として仲良くしてもいいのかな。


もちろん、今でも彼のことが全く気にならないなんて言ったらウソだけど。


友達以上の関係なんて、もう期待したりはしないから。


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