【完】もう一度、キミのとなりで。
名前はたしか、小林くんと中村くん。
ほとんど話したことはないけれど、元サッカー部の人たちだから、顔は知っている。
二人とも背が伸びて、髪を染めていてだいぶ雰囲気が変わってるけど。
「おお、コバに中村じゃん!」
彼らと同じサッカー部だった碧空くんは、二人を見つけたとたん、笑顔で駆け寄っていった。
そのうしろからひっそりと自分もついていく。
「なんだよ、久しぶりだなー!なにやってんの?」
「なにって部活の帰りよ~。碧空もだろ?
あ、違うか!デートか」
えっ、デート!?
「なっ!べつにデートじゃねぇよ」
「っていうかさ、マジビビったんだけど!
お前らいつの間にヨリ戻したん!?」
「えっ?」