【完】もう一度、キミのとなりで。

「えっ?」


「いやーだって、あの時誰も絆創膏持ってなくてさ、でもなかなか血が止まんなくてやべーなって思ってて。

そしたらなぜか戻って来たらタオルの上に絆創膏置いてあったから、俺マジで感激したんだって」


……ウソ。感激?


そうなの?


「余計なことなんかじゃないよ。

すげぇ嬉しかったから」


そう言ってくれる碧空くんの顔があまりにも優しくて、胸が詰まりそうになる。


「ありがとなっ。

おかげでもう治った」


同時に彼の大きな手のひらが頭にポンと触れて、思わずまた顔がかぁっと熱くなった。


「……っ」


どうしよう、嬉しい。


碧空くんが喜んでくれた。感謝してくれた。


私がしたこと、余計なお世話じゃなかったんだ。


だけど、どうして私だって分かったんだろう。

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