【完】もう一度、キミのとなりで。

続けて友達の孝太くんがフレンドリーに話しかけてくる。


「え、あ……はい」


「よかったら俺とも仲良くしてくれると嬉しいな~なんつって」


そしたら碧空くんが、そんな孝太くんの頭を笑いながらベシッと叩いた。


「バカお前、ナンパすんな」


「えーだって、柏木さん可愛いから」


「お前さぁ、可愛い可愛いってそればっか」


「だって俺、かわいい子大好きだし」


「うぜぇ~」


そんなやり取りを見ていたら、コントみたいでちょっと笑ってしまう。


この二人、ノリが合ってるというか、ほんとに仲がいいんだなぁ。


「ごめんな、ほんとこいつしょうもなくて」


「う、ううん」


「おい碧空っ!しょうもないとはなんだー!」


「ふふふっ」


――キーンコーン。


「あっ……」


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