円舞曲はあなたの腕の中で~お嬢様、メイドになって舞踏会に潜入する~
エリノアは、知った顔があるかと
思って、一人一人の顔を見たけれど、
キッチン周りのメイドに知り合いはなかった。
「ごめんなさい、レディメアリー付きの
アリスを探しているんだけど」
エリノアは、
横にいるメイドにそう言った。
「アリスさん?ですか?」
メイドに、それはいったい誰でしょうと
不思議そうな顔をされた。
「ええ、上からベルで呼び出しても、
全然返事がないものだから」
テーブルで作業をしていた
メイドたちが顔をあげた。
「まあ、そういえば、さっき
ランドリールームの方で、騒いでたわね。何かあったのかしら」
「そういえば、
騒がしかったかも。見てきましょうか?」
「いいえ。自分で行くから大丈夫よ」
エリノアは、
丁寧に断ってランドリールームまで行った。
ここでも、
メイドたちは忙しく働いている。
「アリスはどこか知ってる?」
ランドリーメイドの一人に聞いた。
彼女は、エリノアが
服を焦がした時に心配してくれた
メイドさんだった。
エリノアが着ていたのは、
夜会服ではなく、普段着るような
質素なドレスだったが、エリノアだと気が付かないみたいだった。
「アリス?そういえば、
彼女が付き添って行ったっけ?」
「付き添っていった?」
メイドが、隣で染み抜きに
必死になっている別のメイドに話しかけた。
「倒れたんだよ、メイドの一人が」
エリノアはドキッとした。
とっさにアリスの顔が浮かんだ。
「付き添ったってことは、
倒れたのはアリスじゃないのね?」
エリノアはほっとして、
胸をなでおろした。
「はい、お嬢様」
思って、一人一人の顔を見たけれど、
キッチン周りのメイドに知り合いはなかった。
「ごめんなさい、レディメアリー付きの
アリスを探しているんだけど」
エリノアは、
横にいるメイドにそう言った。
「アリスさん?ですか?」
メイドに、それはいったい誰でしょうと
不思議そうな顔をされた。
「ええ、上からベルで呼び出しても、
全然返事がないものだから」
テーブルで作業をしていた
メイドたちが顔をあげた。
「まあ、そういえば、さっき
ランドリールームの方で、騒いでたわね。何かあったのかしら」
「そういえば、
騒がしかったかも。見てきましょうか?」
「いいえ。自分で行くから大丈夫よ」
エリノアは、
丁寧に断ってランドリールームまで行った。
ここでも、
メイドたちは忙しく働いている。
「アリスはどこか知ってる?」
ランドリーメイドの一人に聞いた。
彼女は、エリノアが
服を焦がした時に心配してくれた
メイドさんだった。
エリノアが着ていたのは、
夜会服ではなく、普段着るような
質素なドレスだったが、エリノアだと気が付かないみたいだった。
「アリス?そういえば、
彼女が付き添って行ったっけ?」
「付き添っていった?」
メイドが、隣で染み抜きに
必死になっている別のメイドに話しかけた。
「倒れたんだよ、メイドの一人が」
エリノアはドキッとした。
とっさにアリスの顔が浮かんだ。
「付き添ったってことは、
倒れたのはアリスじゃないのね?」
エリノアはほっとして、
胸をなでおろした。
「はい、お嬢様」