零度の華 Ⅰ
「おい、雨月。お前も早く選べ」
どうやらあたし以外、全員食べるものを決めてたらしい
『あ......。その......』
いつものあたしと様子が違うことで違和感を覚えている
「なんだよ。さっさと言え」
『.....昨日は、ごめんなさい』
いきなりのことで頭がついてきていない様子の光華の幹部
その様子を見るのが楽しくなってくるあたし
「今更謝って、何を企んでやがる。許されるとでも思ってんのか?」
『そんなつもりはない。ただ、酷いことをしたことに謝りたかっただけ。ごめんね、愛川さん』
「それで許されると思って....」
「サメ、今は話を聞くべきだよ」
そうそう、もっとあたしの演技に踊らされないと