零度の華 Ⅰ



SQUELETTE(スクレット)が夜に色々な場所を回っているのは知っている

あたしを探すためにやっている


鬱陶しくて目障りなのに雲雀は未だにこの件を後回しにしようとしている

何が目的なんだ?


そんなことを思いながら、家路へと進む

送ってもらったので今日は仕方なく交通機関で帰る

そして、アジトへと向かいボスの部屋へノックもせずに入る



「何をそんなに急いでいる?」


『仕事に行く前に一つ、いい人材がいる』




雲雀はあたしの目の前に寄ってきた



「どんな奴だ」


『復讐のために全てを捨てた男。未だに成功してない』


「会ったのか?」


『まだだ。今日、会ってみようと思う』


「そうか、お前の好きなようにすればいい」


『分かった』



簡単な会話を終わらせ、一度家に帰る



アジトから家までさほど遠くなく、歩いて行ける距離


支度を済ませ愛刀を身に着け仕事へとバイクを走らせる


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