零度の華 Ⅰ

「お前、何者だ」


『今どきの餓鬼は口が悪いな。名乗る時は自分からだろ?』


「何だと!?てめぇから…」


「鮫(シャーク)!!!少しは考えろ!」



低脳の鮫島を虎山が止める



『お前、ソイツに感謝しろよ』



誰かも分からず、血をつけている人間に考えなしに突っかかりくるとはな


そんなに死にたいのか?



「俺達は光華という暴走族です」



虎山が名乗ったため、あたしも名乗る



『俺は零(ゼロ)』



その名を聞き誰もが驚く

目の前に殺人鬼がいるのだから無理もない


そして、あたしにずっと殺気をおくりつけてくる鷹見の顔は鬼のような形相だ




鷹見がここまでしてあたしに執着する理由


それは父親が成し遂げることができなかった、あたしの逮捕


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