24歳、恋愛処女
はぁっ、小さくため息をつくとグラスのビールを松本課長は飲み干した。
「まあ、二村さんも懲りてるみたいだし、ちょうど明日から土日を挟むから、月曜日にはだいぶ下火になってるだろ。
……で。
なにがどうなってるの?」
姿勢を崩した松本課長に、プライベートモードに切り替わったのがわかった。
誰にも相談できなくて途方に暮れていただけに、ぽつりぽつりと漏らしていく。
「……その。
なぜか前に相談した彼と、その弟さんのふたりと付き合うことになって」
「うん」
「それで、兄の方を好きになって、その、そういう関係になったんですけど。
なのに弟さんの方とも」
……はぁーっ、松本課長の口から落ちる、大きなため息。
「それって二村さんが悪いよね」
「……はい」
「どうしてそんなことを?」
手酌すると、松本課長はくいっとビールを飲んだ。
「まあ、二村さんも懲りてるみたいだし、ちょうど明日から土日を挟むから、月曜日にはだいぶ下火になってるだろ。
……で。
なにがどうなってるの?」
姿勢を崩した松本課長に、プライベートモードに切り替わったのがわかった。
誰にも相談できなくて途方に暮れていただけに、ぽつりぽつりと漏らしていく。
「……その。
なぜか前に相談した彼と、その弟さんのふたりと付き合うことになって」
「うん」
「それで、兄の方を好きになって、その、そういう関係になったんですけど。
なのに弟さんの方とも」
……はぁーっ、松本課長の口から落ちる、大きなため息。
「それって二村さんが悪いよね」
「……はい」
「どうしてそんなことを?」
手酌すると、松本課長はくいっとビールを飲んだ。