君が信じてくれたから

綺「君、大丈夫?」

?「あ、はい。…あ、ありがとうございます。」

そう言って手を伸ばす。

………と

なんと……

綺「……紗彩、ちゃん?」

思わず口に出てしまった。

やべ。

紗「え?…そ、そうですけど。なんで…名前……。」

まぁ、こうなりますよね。

綺「い、いやー…その、紗彩ちゃんって可愛いってうちの学校で噂になってて…ね。」

そんなん、あるわきゃねーだろ!!

もっとマシな嘘つけ、私!

紗「そうなんですか?…あ、ありがとうございます///。」

え、いけた?いけたの?

まーいーや。このままそーゆー事にしとこう!

綺「うん。俺も可愛いと思うよ。」

紗「そ、そんな!///」

そんな?

え、てかなんで照れてんの?

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