君が信じてくれたから
と、とりあえず…

綺「えーっと、家まで1人で帰れる?」

紗「あ、これから1人で買い物しようと思ってて…そしたら…。」

あー、そゆことね。

文化祭の買出しかな?

んー、今何時だ?

……10時。

おしっ。まだ時間あるね。

綺「じゃー、一緒に行くよ。同じことが2度ないとは言えないしな。」

紗「え!?い、いや、大丈夫ですよ!」

綺「あ、悪ぃ。やだよな。あんな事のすぐ後に。」

紗「や、それは全然大丈夫なんですけど…。」

え、大丈夫なの?

紗「なんか…その…」

え?なんて言った?

綺「悪ぃ、なんだって?」

そう言って顔を近くに寄せる。

紗「へっ?///や、あの…その…。」

綺「???」

紗「あ、ハルマさん…カッコイイから緊張して…。」

マジかー。

なんか…複雑ー。

綺「ははっ。ありがとな。」

つまり、嫌なわけじゃないと。

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