空に咲く花とキミを
「ゆうりちゃんは今日は9時からだよ」
ゆうりちゃんとはあたしの友達で、安ちゃんのお気に入り。
元々ゆうりちゃんがスナックかキャバクラで働きたいと言っていて、あたしは誘われたパターン。
でも話すことが好きなあたしは接客業に向いていると自負していたこともあり、夜の世界にも抵抗はなかったんだ。
「そうか、早く来ないかな」
安ちゃんは笑顔でそう言うと、腕時計を見た。
「いつもの緑茶割りでいい?」
「あぁ、お願い」
あたしは安ちゃんの焼酎ボトルを探してから、グラスに氷を入れた。
安ちゃんはあまり濃いお酒は飲まないから、いつもツーフィンガーで緑茶割り。
それをマドラーで混ぜ、氷の動きをピタリと止めてからコースターの上に置くーーー1ヶ月もすれば、不器用なあたしの手つきも慣れたものだった。
「華ちゃんも飲む?」
「待ってましたー!」
「あはは」
あたしは安ちゃんの焼酎ボトルに手をかけ、さっきと同じ要領でお酒を作った。
ゆうりちゃんとはあたしの友達で、安ちゃんのお気に入り。
元々ゆうりちゃんがスナックかキャバクラで働きたいと言っていて、あたしは誘われたパターン。
でも話すことが好きなあたしは接客業に向いていると自負していたこともあり、夜の世界にも抵抗はなかったんだ。
「そうか、早く来ないかな」
安ちゃんは笑顔でそう言うと、腕時計を見た。
「いつもの緑茶割りでいい?」
「あぁ、お願い」
あたしは安ちゃんの焼酎ボトルを探してから、グラスに氷を入れた。
安ちゃんはあまり濃いお酒は飲まないから、いつもツーフィンガーで緑茶割り。
それをマドラーで混ぜ、氷の動きをピタリと止めてからコースターの上に置くーーー1ヶ月もすれば、不器用なあたしの手つきも慣れたものだった。
「華ちゃんも飲む?」
「待ってましたー!」
「あはは」
あたしは安ちゃんの焼酎ボトルに手をかけ、さっきと同じ要領でお酒を作った。