誰にも言えない秘密の結婚




「拓海は純粋と言うか、奥手と言うか……」


「それは、どういう……」



意味?



「2人で話し合ってさ、お互いの気持ちが同じだとわかったら、俺ならキスしてるね」


「キ、キス!?」



思わず大きな声が出た。



「あわよくば、それ以上のことしてるよ」


「えっ?あ、えっと……あの、その……えっと……」



社長の言葉に何て言っていいのかわからず、恥ずかしくて社長から目を逸らした。



「あ、で、でも、頭を撫でてくれたり、手をギュッと繋いだり、だ、だ、抱きしめてもらったりは……その、し、して、くれました……」



……って、私、何を言ってるんだろう。


そんなこと社長に告白するなんて。


社長は私の告白に声を出して笑った。



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