誰にも言えない秘密の結婚
ベッドまで運ばれ、その上に私の身体を優しく寝かせる。
私の上に跨がり、Tシャツを脱いだ拓海さんの身体がオレンジ色の間接照明に照らされる。
程よく筋肉のついた身体。
私を見下ろす拓海さんの顔は美しいという表現がピッタリだ。
拓海さんは私のパジャマのボタンをひとつずつ、ゆっくり丁寧に外していく。
「恥ずかしいよ……」
「どうして?明の身体、凄く綺麗だよ?」
拓海さんはそう言って、私の首筋に顔を埋めてきた。
背中がゾクリとして、再び下腹がキュンと疼く。
その夜、私は初めて男性に抱かれた。
拓海さんは壊れ物を扱うように、丁寧に私の身体を抱いていく。
時折見せる眉間にシワを寄せた拓海さんの苦しそうな顔、口から漏れる息遣い。
それら全てが、私の胸を高鳴らせ、背中がゾクゾクして、身体中に電流が流れたかのような感覚に陥った。