誰にも言えない秘密の結婚




「拓海さん?どこ行くの?」



そう聞いても黙ったまま私の手を引っ張って歩く。


着いたのは駅に隣接されたホテル。


最近、出来たばかりの大きくて綺麗なホテル。


最上階にあるレストランが夜景を見ながら食事が出来て人気だって何かの雑誌に書いてあったっけ?


もしかして、この最上階にあるレストランで食事をするために連れて来てくれたの?


でも、拓海さんはホテルのフロントに行ってしまった。


置いてきぼりの私はロビーにあるソファに座った。


フカフカで気持ちいい。


眠くなっちゃうな……。


しばらくして、拓海さんが帰って来る。



「明?お待たせ」


「ん?」



ウトウトしていた私は拓海さんの声で目が覚めた。




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