朝から晩まで!?国王陛下の甘い束縛命令


一緒の部屋で暮らすよりはマシか。承諾すると、ルーシアはすぐに準備にとりかかるため、部屋を出ていく。センテムももう一度事件の調査にあたるといい、大広間に戻っていった。

広い部屋に、エドガーと私の二人だけが残される。


「あの、陛下」

「名前で良いと言っただろ」

「じゃあ、エドガー。私、犯人に心当たりがあるわ」


今まで平気そうだったエドガーの顔が、わずかに強張ったような気がする。


「あのね」


ラッセルのことを話してしまおう。どうせ私がエドガーを殺そうとしていたことを本人は知っているんだから、隠すことはない。

けれどエドガーは、私の唇に人差し指を押し付けて言葉を塞いでしまった。


「いい。俺が死んで喜ぶやつなら、俺が一番よくわかってる。しかもそれは数えきれないほどいる。探して罰しても次々に同じような事件は起きる。意味がない」


それって、犯人を捜す意味がないってこと? たしかにラッセルのような考えを持つ人は他にもいるかもしれない。でも、このままじゃ……。


「大丈夫だ。慣れてるから。誰に狙われたって、ショックを受けたりしない。俺は誰も信じていないから」


慣れてるなんて……。そんな寂しいことを、笑いながら言わないで。エドガーの手を取り、指を離させる。唇が自由になる。


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