朝から晩まで!?国王陛下の甘い束縛命令
何それ。もう全然想像できない。なんとなくわかるのは、エドガーが国民の暮らしを豊かにするために頑張っているんだろうということ。
だってほら、あんなに真剣な顔をしている。周りの職人たちも、彼を信用していることが和やかな雰囲気から伝わってくる。
エドガーは遊んでいたわけでもない。私のことを拒否していたわけでもない。戦後のこの国をより住みやすい国にしようと、毎日駆けまわっているんだ。
「……忙しそうね」
「ええ。大事な話をしています」
「入り込む余地なしね」
伯爵は返事の代わりに黙ってうなずいた。
「帰りましょう、ミリィ様。外の空気を吸って、少し落ち着かれたでしょう」
「ええ……」
伯爵の言う通り、エドガーに対するいらだちはいつの間にか消えていた。
真剣に話していたかと思うと、急に悪戯っ子みたいな表情で職人に冗談を言って笑っている。そんなエドガーを見ていたら、なんだか不思議な気持ちになった。