朝から晩まで!?国王陛下の甘い束縛命令
「ミリィ!」
ぐいっと力強い腕に体を引かれる。そのままエドガーの胸に顔を預けた。
──ガシャアアアアアアン‼
まるでこの国全体が砕けてしまうのではと思うくらい大きな音が背後で響く。パラパラと何かの欠片が降ってくるような感触が背中を叩いた。
音がいつまでも耳の奥で音が波を立てているみたい。わんわんと鳴る耳を押さえ、おそるおそる背後を見る。そこには、無残に砕け、ガラスの残骸となったシャンデリアが。その上に何かで切断されたような鎖がだらりと乗っていた。
「陛下!」
「王女、無事ですか!?」
親衛隊が駆け寄ってくる。
「いったいどうしてこんなことに……」
体長のセンテムが厳しい目で鎖を見つめている。
「ミリィ、ミリィ。大丈夫か」
軽く頬を叩かれ、ぱちぱちと瞬きをした。そこには、心配そうに私をのぞきこむエドガーが。
「あ……うん」
怪我はないみたい。どこも痛くない。
「良かった」